
ケアマネージャー試験資格
ケアマネージャー試験とは、高齢化社会となった日本では欠くことのできない介護保険を支える重要な役割を担う、ケアマネジャーを認定する試験で、医療・福祉・保険など各方面からのニーズも高く、注目を集めている資格です。
ケアマネージャーは、介護支援のケアプランを作成し、総合的にサービス管理を行う仕事です。医療・福祉・保険などの総合的な知識が要求されるため、資格取得の為に学んだことが、仕事に直接的に活かせるだけでなく、他分野の広い知識を得ることでより高度な仕事をこなせるようになり、仕事の幅が広がり、周囲からの評価も高まります。
また、この試験は、高校・大学を卒業してすぐには受験することはできません。医療・福祉・保険関係の現場で5年以上の実務経験が要求されるため、それらの実務を経験してきた方のステップアップ資格としても人気の高い資格です。
介護保険施設などには、一定以上のケアマネージャーを配置することが義務付けられていますが、2006年に介護保険法が改正され、ケアマネージャー1人が担当できる人数が50名から35名に減ったため、ケアマネージャー有資格者へのニーズはさらに高まりました。
試験が実施されるのは、年1回で、10月下旬の日曜日に開催されます。第1回目のケアマネージャーの試験は1998年に実施されましたが、2000年に介護保険が成立してからは一気に需要が高まりました。
ケアマネージャー試験状況
受験者数の推移を見てみると第1回目(1998年)の試験が207,080名で、合格者は91,269名、合格率は44.10%でした。しかし、第1回目以降一時期は受験者、合格者とも減少しましたが、最近は増加傾向にあります。
2006年(第9回)は受験者数は138,262人、合格者は28,391人、合格率は過去最低の20.5%になりました。ニーズの高まりとともに、資格の重要性が高まり、試験の内容も年々難しくなってきています。このため、合格率は年々下がり続けているようです。つまり、早めに取得することが得策といえます。
受験者を職業別に見ると、やはり医療従事者が多く、介護福祉士が55.2%、看護士が13.4%、相談援助業務従事者12.3%、社会福祉士が8.0%、保健師が2.3%の順になっています。
受験資格を細かく見てみると、実務経験が5年以上で当該業務に従事した日数が900日以上必要です。
この実務の中味ですが、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師、柔道整復師、管理栄養士、精神保健福祉士などの業務がそれにあたります。
試験内容はマークシート方式で比較的受けやすい試験ではありますが、介護支援分野、保険医療サービス分野、福祉サービス分野の3分野に分かれていて、上記で述べた職業で規定の国家資格を持っている方は、試験科目が一部免除されるものもありますので、確認しておきましょう。
ケアマネージャー試験は、実務研修の受講資格をえるためのもので、この試験に合格した後に、35時間の実務研修を受講し修了すると晴れてケアマネージャーとして認定されます。
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